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生活習慣病
生活習慣病は、食事から運動・喫煙・飲酒・ストレスまで、生活上のさまざまな要因が深く関係し、発症する疾患の総称です。主には、高血圧症、糖尿病、脂質異常症などがあり、当クリニックでは、患者様に一人ひとりに合わせた治療を行います。
高血圧症の患者様には、毎日ご自分で血圧を測って、手帳に数値を書いてもらっています。しかし、患者様の中には、数値を見ることがストレスになる方もいますので、そのような場合はこちらからおすすめはしません。
高血圧症は、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めるとされていますが、その一方で、自覚症状がないため、そうしたことが書かれたパンフレットをお見せして分かりやすくご説明します。
禁煙外来
禁煙治療は、貼り薬と飲み薬の2種類から選択できます。
貼り薬は約2カ月の期間を要します。その間に喫煙をしてしまうと、急性ニコチン中毒になる危険がありますので、禁煙できると決意された方のみにご案内しています。
飲み薬の場合は、約3カ月の期間を使って少しずつ薬の量を増やしていくため、徐々にたばこの本数を減らしていくことも可能です。
治療期間や予算などから、患者様の希望で選ぶことができます。なお、保険診療での治療は1年に1回のみとなります。喫煙は周囲へ影響を及ぼしますから、禁煙をお考えの方は、一度相談ください。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が止まる病気です。呼吸が止まって血液中の酸素濃度が低下すると目が覚めて呼吸をはじめますが、眠りに入ると再び止まってしまう特徴があります。昼間に異常な眠気を感じる、運転中に眠くなる、薬を飲んでも血圧が下がらないといった症状があります。
検査は、ご自宅で「睡眠評価装置」を着けて寝ていただき、鼻呼吸やイビキの状態、血液中の酸素の度合い(SpO2)、脈拍数を測定していきます。重症と判断した場合は、睡眠時、気道に空気を送り続けるCPAP療法(持続陽圧呼吸療法)をご提案します。最初は装置を付けながら寝ることに違和感があると思われる方もいるかもしれませんが、次第に眠りにつきやすくなったというお声もいただいております。
程度が軽い方には、マウスピースを提案します。歯科医師に依頼して装具を作り、呼吸の流れを作ります。また、原因が鼻にある方は、耳鼻咽喉科を紹介するなど、患者様の病状に合わせた治療を行います。
神経難病
パーキンソン病などの神経難病に対応しています。主な症状としては、手足の動かしにくさ、手足のしびれやふるえ、物忘れなどがあります。
MRI、心電図、脳波といった検査については、連携している医療機関で受けていただきますが、当クリニックにて経過観察や治療が可能です。なお、当クリニックで対応できない場合は、連携先の医療機関へご紹介します。
不安な症状のある方は、気軽にご相談ください。
訪問診療
通院が難しいという患者様には、ご自宅への訪問医療を行っています。基本的には月・水・木に出向き、クリニックに来院されるのと同じように診療しますが、ご自宅の状況が分かることから、お一人おひとりの生活に寄り添ってアドバイスを行うことが可能です。難しい検査や入院が必要と判断した場合は、連携している医療機関を紹介します。また、看取りにも対応しています。
当クリニックで対応可能かどうか判断させていただきますので、まずは一度、ご相談ください。介護保険やケアマネージャーへの話を含め、対応いたします。当クリニックでお引き受けできない場合でも、患者様の状態に合わせてクリニック等をご紹介したり、ケアマネージャーとの相談をご案内したりと、次につながるお話をいたします。